カテゴリー 倉庫管理システム(WMS) 在庫管理・在庫計画 入出荷・ロケーション管理 B2B EC向け

在庫は「数えて持つ」のではなく「動きから導く」。だから過去も未来も同じ仕組みで答えられる。

在庫管理システム(B2Bサイト向け WMS)

ざいこ かんり システム(ビーツービー サイトむけ ダブリューエムエス)

提供元:株式会社テクノロジックアート(モデルベースAI開発による構築)

3つのポイント

  • 「どの品目が、どの場所に、いつ時点で、いくつあるか/あるはずか」に答えます。在庫量そのものは保存せず、期首在庫と移動の記録から都度導出する設計のため(BR-001)、過去・現在・将来の任意時点の在庫を同じ仕組みで照会できます。
  • 倉庫の現場作業を一通りカバー。入荷予定・入荷連絡から荷受け・検品・流通加工・棚入れ、ロケーション管理、ロット・消費期限、棚卸までを扱い、ハンディターミナルを想定した「読取 → 確認 → 確定」の画面を備えます。
  • 記録を消さない設計。予定は実績で上書きせず対応付けて残し(BR-003)、訂正は逆仕訳で行って削除はしません(BR-011)。監査ログは追記専用で、ハッシュ連鎖による改ざん検知に対応します。

最終更新日:2026年10月27日

料金プラン

倉庫数・品目数・利用人数・隣接システムとの連携範囲により変動します。個別にお見積りいたします。

無料プラン なし 無料デモ あり トライアル 要相談

標準導入プラン

標準機能のまま導入する場合のプラン

料金はお問い合わせ

月額費用お問い合わせ(倉庫数・品目数・利用人数により変動)
初期費用お問い合わせ(環境構築、品目・ロケーション・発注先マスタの初期設定、期首在庫の登録を含む)
最低利用期間お問い合わせ
含まれるもの26ユースケース分の画面、ロール別メニュー、JWT/多要素認証、監査ログ、操作マニュアル

※表示金額は未定です。正式な料金は個別見積りとなります。
※ハンディターミナル・ラベルプリンタなど現場機器は別途となります。

カスタマイズ導入プラン

自社倉庫の運用・既存システムに合わせて作り込む場合のプラン

料金はお問い合わせ(都度見積り)

月額費用お問い合わせ
初期費用お問い合わせ(カスタマイズ範囲により変動)
最低利用期間お問い合わせ
含まれるもの標準導入プランの内容に加え、引当ルール・格納チェック・流通加工の作り込み、受注・出荷管理/発注管理との実連携、ハンディターミナル・インテリジェントカート・ラベルプリンタとの機器連携、シリアル照合、既存在庫データの移行

※モデル(UML)を起点に改修するため、仕様変更の影響範囲を事前にご提示できます。

製品概要

B2Bサイト(EC)を運営する事業者の倉庫在庫を管理する倉庫管理システム(WMS)です。

「在庫管理システム(B2Bサイト向け WMS)」は、「どの品目(個体)が、どの場所に、いつ時点で、いくつあるか/あるはずか」に答えることを目的とした倉庫管理システムです。入荷予定の受け付けから、荷受け・検品・流通加工・棚入れ、保管中のロケーション管理とロット・消費期限管理、棚卸、在庫計画、予実管理、発注依頼までを扱います。

想定する利用者は、倉庫担当者、OMS利用者、発注先、マネージャ・棚卸責任者、クライアント、システム管理者です。ロールに応じてメニューと参照できるデータが切り替わり、倉庫担当者は担当倉庫の分のみ、発注先は自社分のみを扱います。受注・出荷管理、発注管理、予実算I/Fといった隣接システムとは、APIサービスアカウントで連携します。

在庫を「移動」から導出する設計

在庫量を数値として保存するのではなく、期首在庫と、勘定パターン(保有=Account、移動=Entry、物流取引=Transaction)で記録した移動から都度導出します(BR-001)。この設計により、過去の任意時点の在庫も、将来の見込在庫も、同じ仕組みで照会できます。

入荷から棚入れまで

発注先が注文書に対して入荷予定を登録し、分納・予定外入荷・取消にも対応します。入荷連絡(EDI・電子メール・電話)を記録し、荷受け(パレット・ボックス・ラベル印刷・荷受票)、入荷検品(数量・ロット・期限・破損・シリアル番号)、流通加工(チラシ挿入、包装、タグ付け、セット組み・解体)、棚入れ、クロスドックまでを扱います。検品前の商品は在庫に入らず、引当もされません(BR-006)。

格納チェックの一元化

棚入れ・商品移動・一括移動・ロケーションとの関連付け・CSV取込は、すべて同じ格納チェックを通ります(BR-004)。最大格納数などの制約が、どの操作経路からでも同じように働きます。

棚卸と在庫調整

棚卸指示、実数登録、差分リストと再カウント指示、確定という流れで進めます。差異は棚卸責任者が確定し、在庫調整として記録されます(BR-009)。

在庫計画と予実

期首在庫・安全在庫の登録、在庫CSV一括取込、販売先ごとの配分比率による販売可能数の配分、引当ルール(先入先出・先期限先出・ロット指定・ピッキング棚優先・同一ゾーン優先)を設定できます。予実では受注・出荷・発注・荷受・ロケーション移動・在庫の予定と実績を対応付けて確認し、在庫推移グラフで過去30日の実績と30日先までの見込みを把握します。安全在庫割れの見込みは通知されます。

記録の真正性

予定は実績で上書きせず対応付けて残します(BR-003)。訂正は逆仕訳で行い、記録を削除しません(BR-011)。監査ログは追記専用で、ハッシュ連鎖による改ざん検知に対応します。認証は JWT と多要素認証(TOTP)で、パスワードを5回連続誤るとアカウントを30分ロックします。

当社の設計手順書を入力とした構築

本システムは、当社の「UMLによる分析設計手順書」(2014年)に収録されている在庫管理の例題(概念モデル、ユースケース図、論理アーキテクチャ)を入力として構築しました。手順書に記載のない事項は物流実務の一般的な要件で補完しています。業務要件 → 業務シナリオ → アクティビティ図/ユースケース図/クラス図/状態遷移図/シーケンス図 → 実装 → テストという流れでトレースしており、モデル検証はエラー0・警告0・品質スコア98.4、追跡率は100%です。

機能

カテゴリー別の搭載機能一覧です。26ユースケース(UC-001〜UC-026)として整理しています。

ダッシュボード

  • 安全在庫割れの表示
  • 30日以内の安全在庫割れ見込み
  • 遅延入荷の表示
  • 期限切れ・期限間近の表示
  • 棚卸通知

入荷

  • 入荷予定の登録・分納・予定外入荷・取消(発注先が実施)
  • 入荷連絡の記録(EDI・電子メール・電話)
  • 荷受け(パレット・ボックス、ラベル印刷、荷受票)
  • 入荷検品(数量・ロット・期限・破損、シリアル番号)
  • 流通加工(チラシ挿入、包装、タグ付け、セット組み・解体など)
  • 棚入れ(格納チェック付き)、クロスドック
  • 入荷進捗の表示

保管・ロケーション

  • ロケーションと商品の関連付け(最大格納数)
  • 商品移動
  • ロケーション一括移動
  • ロケーションのCSV取込
  • ロット・消費期限の管理
  • 消費期限警告リスト・期限切れリスト

棚卸

  • 棚卸指示
  • 実数登録
  • 差分リスト・再カウント指示
  • 確定(差異は在庫調整として記録/BR-009)

在庫照会

  • 在庫一覧
  • 見込在庫(将来時点)
  • 過去時点の在庫
  • 要約在庫
  • CSV出力

在庫計画

  • 期首在庫・安全在庫の登録
  • 在庫CSV一括取込
  • 販売可能数の配分(販売先ごとの配分比率)
  • 引当ルール(先入先出/先期限先出/ロット指定/ピッキング棚優先/同一ゾーン優先)

予実・分析

  • 予実(受注・出荷・発注・荷受・ロケーション移動・在庫の予定と実績)
  • 在庫推移グラフ(過去30日の実績+30日先までの見込)
  • 安全在庫割れの見込み通知
  • 発注依頼(注文書は発注管理が発行)

管理・監査

  • マスタ管理
  • データ一覧(全エンティティ、関連データのドリルダウン)
  • 監査ログ(追記専用、ハッシュ連鎖による改ざん検知)
  • 利用者の管理

認証・セキュリティ

  • JWT認証
  • 多要素認証(TOTP)
  • サービスアカウント(隣接システム連携用)
  • パスワード5回連続誤りで30分ロック
  • ロールに応じたメニューとデータの出し分け

利用者(アクター)

  • 倉庫担当者(担当倉庫の分のみ)
  • OMS利用者
  • 発注先(自社分のみ参照)
  • マネージャ・棚卸責任者(全倉庫の照会)
  • クライアント
  • システム管理者

設計上の決まり(主なBR)

  • 在庫量は保存せず、期首在庫と移動から導出(BR-001)
  • 予定は実績で上書きせず対応付けて残す(BR-003)
  • 格納は常に同じ格納チェックを通す(BR-004)
  • 検品前の商品は在庫に入らず引当もされない(BR-006)
  • 棚卸差異は責任者が確定し在庫調整として記録(BR-009)
  • 訂正は逆仕訳で行い、削除はしない(BR-011)

品質

  • テスト95件(単体42・API 51・E2E 2)全件合格
  • モデル検証:エラー0・警告0・品質スコア98.4
  • 追跡率100%(ユースケース→API・コード・テスト、業務ルール→テスト)
  • 36エンティティ/7クラス図パッケージ/状態遷移図7/アクティビティ図18/シーケンス図26

製品イメージ

主要画面23点と、設計モデル(2014年の概念モデル・ユースケース図・クラス図)です。画像をクリックすると原寸で表示します。

主要画面(23画面)

React 18 + TypeScript + Vite + Tailwind で構築した画面です。ハンディターミナルを想定した「読取 → 確認 → 確定」の画面を含みます。

ログイン画面
ログインJWT認証と多要素認証(TOTP)に対応。パスワード5回連続誤りで30分ロックします。
ダッシュボード(マネージャ)
ダッシュボード安全在庫割れ、30日以内の割れ見込み、遅延入荷、期限切れ・期限間近、棚卸通知を表示します。
在庫一覧
在庫一覧在庫量は保存せず、期首在庫と移動から導出します(BR-001)。
見込在庫(2週間後)
見込在庫過去・現在・将来の任意時点の在庫を同じ仕組みで照会できます。
在庫状況一覧(要約在庫)
要約在庫品目・倉庫単位に集約した在庫状況です。CSV出力に対応します。
入荷予定の登録(発注先)
入荷予定の登録発注先が自社の注文書(PO)に対して入荷予定を登録します。分納・予定外入荷・取消にも対応します。
入荷予定の詳細と入荷連絡
入荷連絡EDI・電子メール・電話で受けた入荷連絡を記録します。
荷受票・検品ラベル
荷受け(荷受票・ラベル)パレット・ボックス単位の荷受けと、ラベル・荷受票の印刷を行います。
入荷検品
入荷検品数量・ロット・消費期限・破損・シリアル番号を検品します。検品前の商品は在庫に入らず、引当もされません(BR-006)。
流通加工と棚入れ
流通加工・棚入れチラシ挿入、包装、タグ付け、セット組み・解体などの流通加工と、格納チェック付きの棚入れを行います(BR-004)。
商品移動
商品移動ロケーション間の商品移動です。棚入れと同じ格納チェックを通します。
ロケーション一括移動
ロケーション一括移動複数商品のまとめ移動とCSV取込に対応します。
ロット一覧
ロット一覧ロットと消費期限を管理します。
消費期限警告リスト・期限切れリスト
消費期限の警告期限間近と期限切れをリストで把握します。
棚卸結果の登録
棚卸の実数登録棚卸指示を受けて実数を登録します。
棚卸結果差分リスト
棚卸差分リスト・確定差分を確認して再カウントを指示し、棚卸責任者が確定します。差異は在庫調整として記録されます(BR-009)。
予実
予実受注・出荷・発注・荷受・ロケーション移動・在庫の予定と実績を並べて確認します。予定は実績で上書きせず対応付けて残します(BR-003)。
在庫推移
在庫推移グラフ過去30日の実績と30日先までの見込みを表示し、安全在庫割れの見込みを通知します。
販売可能数の配分
販売可能数の配分販売先ごとの配分比率にもとづいて販売可能数を割り当てます。
引当ルール
引当ルール先入先出・先期限先出・ロット指定・ピッキング棚優先・同一ゾーン優先を設定します。
在庫確認・発注依頼
発注依頼在庫を確認して発注を依頼します。注文書は発注管理システムが発行します。
個体の詳細(シリアル管理品)
個体の詳細シリアル管理品の個体単位の履歴を参照します。関連データのドリルダウンに対応します。
監査ログ
監査ログ追記専用で、ハッシュ連鎖による改ざん検知に対応します。訂正は逆仕訳で行い、削除はしません(BR-011)。

設計モデル

当社の「UMLによる分析設計手順書」(2014年)の在庫管理例題を入力として、以降のモデルを生成しています。

入力とした概念モデル(UMLによる分析設計手順書/2014年)

在庫管理概念モデル(UMLによる分析設計手順書 2014年)
手順書の在庫管理概念モデルです。保有・移動・物流取引(勘定パターン)、品目と個体、ロケーション、予定と実績、検討中の論点(緑のノート)までが描かれています。これを入力として、以降のモデルを生成しました。原寸で開く ↗

ユースケース図(UC-001〜UC-026)

在庫管理システム ユースケース図
倉庫担当者・OMS利用者・発注先・マネージャ・クライアント・隣接システムなどのアクターと UC-001〜UC-026 の関係です。枠内をスクロールして全体を確認できます。原寸で開く ↗

クラス図 俯瞰(36クラス)

クラス図 俯瞰(36クラス)
36クラスを、在庫勘定(品目・在庫勘定)と倉庫オペレーション(ロケーション・入荷・引当・棚卸)、共通基盤の7パッケージにまとめて俯瞰しています。原寸で開く ↗

領域別クラス図(7パッケージ)

パッケージごとのクラス図です。枠内はスクロールできます。詳細は原寸でご確認ください。

品目

クラス図 品目
原寸で開く ↗

在庫勘定

クラス図 在庫勘定
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ロケーション

クラス図 ロケーション
原寸で開く ↗

入荷

クラス図 入荷
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引当・配分

クラス図 引当・配分
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棚卸

クラス図 棚卸
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共通基盤

クラス図 共通基盤
原寸で開く ↗

動作環境・提供形態

標準構成の技術スタックです。ご利用環境に合わせた構成変更も承ります。

提供形態Web アプリケーション(ブラウザ利用)/ハンディターミナル想定の画面を含む
フロントエンドReact 18 + TypeScript(Vite)+ Tailwind CSS
バックエンドExpress REST API(TypeScript)
認証JWT、多要素認証(TOTP)、サービスアカウント(隣接システム連携用)
データベース本番構成では永続化層への差し替えを想定
実行環境ローカル実行(バックエンド 4000 / フロントエンド 5173)、Docker Compose(8089)
隣接システム連携受注・出荷管理(引当・出荷確定・予実通知)、発注管理(注文書発行)、予実算I/F
在庫の持ち方勘定パターン(保有=Account/移動=Entry/物流取引=Transaction)。在庫量は保存せず移動から導出
規模26ユースケース/36エンティティ/業務ルール18件/状態遷移図7/クラス図7パッケージ
テスト95件(単体42・API 51・E2E 2)全件合格。追跡率100%
入力資料当社「UMLによる分析設計手順書」(2014年)の在庫管理例題

現在の提供範囲について

  • 公開中の構築例はデモ構成のため、データはメモリ上に保持し、再起動するとデモデータ(約60日分)を作り直します。本番導入時は永続化構成に置き換えます。
  • 引当・出荷確定・予実通知は受注・出荷管理システムからAPIで行う前提です。発注は構築例ではスタブで代用しており、実連携は個別構築での対応範囲となります。
  • ハンディターミナル、インテリジェントカート、ラベルプリンタとの機器連携は、構築例では画面の読取欄と印刷までです。実機器との接続は個別構築での対応範囲となります。
  • シリアル管理品が多い棚卸では、構築例では個体を特定せず数量のみを調整します(シリアル照合は未実装)。
  • 構築例ではブラウザでのE2Eテストは未実施(E2EはAPIレベル)で、多要素認証の登録画面はなくAPIで登録します。
  • 性能・可用性の目標値は、入力とした手順書で未整理のため構築例では未設定です。本番導入時にご要件を伺って設定します。

提供会社

本製品の提供元企業の情報です。

社名株式会社テクノロジックアート(Technologic Arts, Inc.)
本社所在地〒107-0062 東京都港区南青山4-18-11 フォレストヒルズイーストウィング2階
設立年月1989年12月
従業員数15名(2020年6月時点)
資本金3,998万円
代表者名代表取締役 長瀬嘉秀
企業URL会社概要ページ
お問い合わせinfo@tech-arts.com(受付時間:平日 10:00 - 18:00)

導入のご相談・資料請求

倉庫数、取扱品目、現場機器、受注・発注システムとの連携要件をお伺いし、最適な構成とお見積りをご提案いたします。
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