カテゴリー 医療機関向け業務システム 電子カルテ レセプトコンピュータ(医事会計) 医療DX・FHIR連携

標準仕様書を、動くシステムに。外来から入院・在宅・健診・レセプトまでを一体で。

電子カルテ・レセプトコンピュータ(参照実装)

でんしカルテ・レセプトコンピュータ(さんしょうじっそう)

提供元:株式会社テクノロジックアート(モデルベースAI開発による構築)

3つのポイント

  • 厚生労働省「中小病院向け電子カルテ及びレセプトコンピュータ標準仕様書(基本要件)第1.0版」に準拠。別紙様式1の提示対象機能一覧と、IPA「非機能要求グレード」に基づく要開示項目一覧にも対応しています。
  • 外来・入院・在宅・健診・医事を一体で実装。87ユースケース・111エンティティ・157の専用業務API・23画面を備え、仕様から実装・テストまでのEnd-to-End追跡率は100%(87/87)です。
  • 医療現場の安全要件をシステムで担保。処方の禁忌・重複・極量チェック、注射の三点認証、医療機関(テナント)単位のデータ分離、全参照・操作のアクセスログ記録に対応し、外部は FHIR R4 / OAuth 2.1 で接続します。

最終更新日:2026年10月18日

料金プラン

病床数・診療科数・利用人数・外部連携の範囲により変動します。個別にお見積りいたします。

無料プラン なし 無料デモ あり トライアル 要相談

標準導入プラン

参照実装の標準機能を基に導入する場合のプラン

料金はお問い合わせ

月額費用お問い合わせ(病床数・利用人数により変動)
初期費用お問い合わせ(環境構築・マスタ初期設定・権限設計を含む)
最低利用期間お問い合わせ
含まれるもの23画面・157業務APIの利用、マルチテナント構成、アクセスログ、標準仕様準拠状況の提示機能

※表示金額は未定です。正式な料金は個別見積りとなります。
※国の標準マスタ・点数表の適用および外部サービス接続は別途となります。

カスタマイズ導入プラン

自院の運用・外部サービス接続に合わせて構築する場合のプラン

料金はお問い合わせ(都度見積り)

月額費用お問い合わせ
初期費用お問い合わせ(カスタマイズ範囲により変動)
最低利用期間お問い合わせ
含まれるもの標準導入プランの内容に加え、オンライン資格確認・電子処方箋管理・電子カルテ情報共有サービス・共通算定モジュール・介護情報基盤との実接続、国の標準マスタと点数表改定の適用、帳票のPDF出力、OIDC/mTLS対応、既存システムからのデータ移行

※単一の真実源(SSoT)を修正すると設計・実装・テストが追従するため、改定対応や仕様変更の影響範囲を事前にご提示できます。

製品概要

厚生労働省の標準仕様書に準拠し、中小病院の外来・入院・在宅・健診・医事を一体で扱う電子カルテ/レセプトコンピュータの参照実装です。

本製品は、厚生労働省「中小病院向け電子カルテ及びレセプトコンピュータ標準仕様書(基本要件)第1.0版」と、その別紙(別紙様式1の提示対象機能一覧、IPA「非機能要求グレード」に基づく要開示項目一覧)を入力として構築した参照実装です。外来予約・受付から診療記録、各種オーダ、入院・病棟看護、在宅・健診、会計・レセプト請求、外部連携、運用管理までを1つのシステムで扱います。

想定する利用者は19アクターです。受付・医事担当者、医師、看護師、看護管理者、臨床検査技師、コメディカル(理学療法士・管理栄養士)、健診担当、選定・調達担当、情報システム担当、ベンダーの運用保守担当、患者、外部サービスなどを含みます。デモでは2医療機関(さくら中央病院、みどり総合病院)のマルチテナント構成で動作します。

標準仕様書からの導出

人手で作成したのは単一の真実源(SSoT)のJSONと生成スクリプトのみで、設計文書・実装・テストはそこから再生成します。SSoTは strategy(ビジョン・ゴール・ケイパビリティ・ロール)、domain(エンティティ・列挙型)、process(業務プロセス・アクション・分岐)、state(状態機械)、cross-cutting(業務ルール)で構成されます。

生成された成果物

87ユースケース(業務ロジック実装済み 87/87)と拡張75、ユースケース図52、業務プロセス26(分岐50・ループ15)、アクション242、ドメインエンティティ111(11パッケージ・関連236)、列挙型63、状態機械23(状態110・遷移115・ガード21)、シーケンス図162、業務ルール99、機密項目403、Prismaスキーマモデル111、専用業務API 157、画面23、テスト153(単体22・統合131・E2E 4)です。モデル検証は27/27 PASS(警告0・スコア100)、End-to-End追跡は87/87(100%)です。

医療安全のためのチェック

処方では禁忌薬・重複投薬・極量をチェックし、該当する場合は発行できません。注射・化学療法では患者・薬剤・実施者のバーコード照合(三点認証)で実施を確認します。状態機械により、遷移表にない状態変更は拒否されます。

セキュリティとデータ分離

二要素認証と、既定回数の失敗によるアカウントロックに対応します。医療機関(テナント)単位でデータを分離し、他院のデータは一覧にも個別取得にも現れません。参照・操作はすべてアクセスログに記録され、拒否された試行も残ります。更新は ETag と If-Match による楽観的排他制御で保護します。

医療DX・標準APIとの連携

医療DXサービス群へ FHIR R4 API で接続し、電子カルテ情報共有サービスへの登録、マスタ同期を行います。API認証は OAuth 2.1 の client_credentials と private_key_jwt(RS256)に対応し、jti の再利用を拒否します。レート制限と監査ログも備えます。

導入・運用・情報開示まで

選定・調達(公開価格の比較、情報開示の要請、製品選定)、共通レイアウトでのデータ移行、ベンダー運用(脆弱性診断、リリース、セキュリティパッチ、障害対応・DR、稼働率評価、情報開示、改定対応と準拠の標榜)といった、仕様書が求める周辺プロセスも画面として備えています。

改定への追従

SSoTを修正すると設計・実装・テストが追従して再生成されます。診療報酬改定や仕様改定の際に、どこを直せばどこに影響するかをトレーサビリティ行列で確認できます。

機能

カテゴリー別の搭載機能一覧です。87ユースケースすべてに業務ロジックを実装しています。

外来

  • 外来予約
  • 資格確認
  • 受付(窓口・自動再来受付機・アプリ)
  • 救急受付とトリアージ
  • 仮登録患者の同定と本登録
  • 診察終了時のレセコン連携

診療記録

  • SOAP記載と確定・承認
  • 病名登録
  • 問診回答の確認
  • 紹介状の作成と送付

オーダ

  • 処方(禁忌・重複・極量チェック、電子処方箋)
  • 注射(注射箋・ラベル、三点認証)
  • 検査
  • 化学療法
  • 手術・輸血
  • 食事・栄養管理
  • リハビリ

入院・病棟

  • 入院予約・確定、入院診療計画書
  • 持参薬
  • 経過表・看護記録・看護計画・褥瘡評価
  • 転棟・転床
  • 看護管理日誌
  • 退院オーダ・退院サマリ・退院確定
  • 病床マップ

在宅・健診

  • 訪問診療・訪問看護・訪問リハビリの指示書・計画・記録
  • 健診予約・受付
  • 保健指導
  • 主治医意見書と請求書の電送

医事(会計・レセプト)

  • 診療報酬の算定
  • 患者負担金の会計
  • 電子レセプトの作成
  • 請求

外部連携

  • 医療DXサービス群への接続
  • 電子カルテ情報共有サービスへの登録
  • FHIR R4 API(認証・レート制限・監査ログ)
  • マスタ同期
  • OAuth 2.1(client_credentials / private_key_jwt RS256、jti再利用の拒否)

運用管理

  • マスタ保守
  • 利用者登録と最小権限
  • アカウント棚卸し
  • オプション機能の有効化
  • アクセスログ(拒否された試行も記録)

ベンダー運用

  • 脆弱性診断
  • リリース、セキュリティパッチ
  • 障害対応・DR
  • 稼働率評価
  • 情報開示
  • 改定対応と準拠の標榜

導入(選定・調達)

  • 公開価格の比較
  • 情報開示の要請
  • 製品選定
  • 共通レイアウトでのデータ移行

セキュリティ・医療安全

  • 二要素認証、既定回数の失敗によるアカウントロック
  • 医療機関(テナント)単位のデータ分離
  • 三点認証(患者・薬剤・実施者のバーコード照合)
  • 処方の禁忌薬・重複・極量チェック
  • 状態機械による遷移の制限(遷移表にない変更は拒否)
  • 楽観的排他制御(ETag / If-Match)
  • 機密項目403件の指定

トレーサビリティ・品質

  • シナリオからコード・テストまでの双方向トレース
  • End-to-End 追跡 87/87(100%)
  • モデル検証 27/27 PASS(警告0・スコア100)
  • テスト153件(単体22・統合131・E2E 4)
  • 業務ルール99件(コード強制73.7%/テスト検証56.6%)
  • SSoT修正による設計・実装・テストの再生成

製品イメージ

全23画面(ログイン2画面を含む25点)と、設計モデル(ユースケース図・11パッケージのクラス図)です。画像をクリックすると原寸で表示します。

画面(25点)

React + TypeScript + Vite + Tailwind で構築した画面です。外来・オーダ・入院・在宅・医事・連携・運用・ベンダー・導入・参照の順に掲載しています。

ログイン画面(医療機関の利用者)
ログイン(医療機関)二要素認証に対応し、既定回数の失敗でアカウントをロックします。
ログイン画面(ベンダー運用)
ログイン(ベンダー運用)OPS-product/OPS-runtime/OPS-audit の運用アカウントで入ります。
ダッシュボード画面
ダッシュボード当日の業務状況をまとめて把握します。
受付画面
受付(外来)窓口・自動再来受付機・アプリからの受付、資格確認、救急受付とトリアージに対応します。
患者一覧画面
患者一覧医療機関(テナント)単位でデータを分離し、他院の患者は一覧に出ません。
患者カルテ画面
患者カルテSOAP記載と確定・承認、病名登録、問診回答の確認を行います。
処方画面(禁忌薬チェックで発行不可)
処方禁忌薬・重複投薬・極量をチェックし、該当する場合は発行できません。
注射画面(注射箋・ラベルの発行)
注射(注射箋・ラベル)注射箋と検体ラベルを発行します。
注射画面(三点認証で実施登録)
注射(三点認証)患者・薬剤・実施者のバーコード照合により実施を確認します。
オーダ画面
オーダ化学療法、手術・輸血、食事・栄養管理、リハビリのオーダを扱います。
検査画面
検査検査オーダと結果を管理します。
病棟看護画面
病棟看護経過表・看護記録・看護計画・褥瘡評価、看護管理日誌を記録します。
病床マップ画面
病床マップ病棟・病室の在床状況を俯瞰し、転棟・転床を扱います。
入退院画面
入退院入院予約・確定、入院診療計画書、持参薬、退院オーダ・退院サマリ・退院確定を扱います。
在宅・健診画面
在宅・健診訪問診療/訪問看護/訪問リハビリの指示書・計画・記録、健診予約・受付、保健指導を扱います。
会計・レセプト画面
会計・レセプト診療報酬の算定、患者負担金の会計、電子レセプトの作成と請求を行います。
外部連携画面
外部連携医療DXサービス群への接続、電子カルテ情報共有サービスへの登録、FHIR R4 API、マスタ同期を扱います。
運用管理画面
運用管理マスタ保守、利用者登録と最小権限、アカウント棚卸し、オプション機能の有効化を行います。
アクセスログ画面
アクセスログ参照・操作をすべて記録します。拒否された試行も残ります。
ベンダー運用画面
ベンダー運用脆弱性診断、リリース、セキュリティパッチ、障害対応・DR、稼働率評価、改定対応を扱います。
データ移行画面
データ移行共通レイアウトでのデータ移行を行います。
選定・調達画面
選定・調達公開価格の比較、情報開示の要請、製品選定を支援します。
標準仕様準拠画面
標準仕様準拠別紙様式1の提示対象機能一覧と、要開示項目一覧への対応状況を示します。
データ参照画面
データ参照111エンティティのデータを横断して参照します。
モデル画面
モデルユースケース・エンティティ・状態機械と実装の対応(トレーサビリティ)を確認します。

設計モデル

標準仕様書から導出した設計モデルです。実装・テストはこのモデルから生成しています。

ユースケース図(87UC / 19アクター)

電子カルテ・レセプトコンピュータ ユースケース図
医師・看護師・医事・検査技師・コメディカル・ベンダー運用・外部サービスなど19アクターと UC-001〜UC-087 を、業務プロセス(ACT-01〜26)ごとに配置しています。枠内をスクロールして全体を確認できます。原寸で開く ↗

クラス図(11パッケージ/111エンティティ)

ドメインを11パッケージに分割したクラス図です。枠内はスクロールできます。詳細は原寸でご確認ください。

医療機関・職員

クラス図 医療機関・職員
原寸で開く ↗

患者

クラス図 患者
原寸で開く ↗

予約・受付・問診

クラス図 予約・受付・問診
原寸で開く ↗

診療記録

クラス図 診療記録
原寸で開く ↗

オーダ

クラス図 オーダ
原寸で開く ↗

入院・看護

クラス図 入院・看護
原寸で開く ↗

在宅・健診

クラス図 在宅・健診
原寸で開く ↗

医事会計・医療DX

クラス図 医事会計・医療DX
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標準API連携

クラス図 標準API連携
原寸で開く ↗

運用・セキュリティ

クラス図 運用・セキュリティ
原寸で開く ↗

製品・情報開示・データ移行

クラス図 製品・情報開示・データ移行
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動作環境・提供形態

標準構成の技術スタックです。ご利用環境に合わせた構成変更も承ります。

準拠仕様厚生労働省「中小病院向け電子カルテ及びレセプトコンピュータ標準仕様書(基本要件)第1.0版」/別紙様式1 提示対象機能一覧/IPA「非機能要求グレード」に基づく要開示項目一覧
提供形態Web アプリケーション(ブラウザ利用)/医療機関単位のマルチテナント構成
フロントエンドReact + TypeScript(Vite)+ Tailwind CSS
バックエンドExpress REST API + Prisma
データベースSQLite(既定)/PostgreSQL(環境変数で切替)
実行環境Node.js 18 以降
外部連携FHIR R4 API、OAuth 2.1(client_credentials / private_key_jwt RS256)
認証二要素認証、アカウントロック、最小権限での利用者登録、19ロール
規模87ユースケース/111エンティティ(11パッケージ)/157業務API/23画面/業務ルール99件
テスト153件(単体22・統合131・E2E 4)。Playwright による E2E、カバレッジ計測に対応
トレーサビリティEnd-to-End 追跡 87/87(100%)、モデル検証 27/27 PASS

現在の提供範囲について

  • 公開中の構築例は参照実装のため、データベースは既定で SQLite です(PostgreSQL への切替に対応)。本番導入時の構成はご要件に合わせてご提案します。
  • 画面側の認証は開発用で、二要素認証コードは固定値です。外部APIは OAuth 2.1 を実装済みですが、OIDC と mTLS は未実装で、本番導入時の対応範囲となります。
  • 外部サービス(オンライン資格確認、電子処方箋管理、電子カルテ情報共有、共通算定モジュール、介護情報基盤)はスタブです。応答をアプリ内で模擬し、送信の事実を監査ログに残します。実接続は個別構築での対応範囲となります。
  • 点数や極量はサンプル値です。実運用では国の標準マスタと点数表の改定を反映する必要があります。
  • 帳票(処方箋、注射箋、同意書、検体ラベルなど)は構築例では画面表示とブラウザ印刷までで、PDF出力は個別構築での対応範囲となります。
  • アプリケーション本体は生成物のため、改修は単一の真実源(SSoT)または生成スクリプトを修正して再生成する運用になります。

提供会社

本製品の提供元企業の情報です。

社名株式会社テクノロジックアート(Technologic Arts, Inc.)
本社所在地〒107-0062 東京都港区南青山4-18-11 フォレストヒルズイーストウィング2階
設立年月1989年12月
従業員数15名(2020年6月時点)
資本金3,998万円
代表者名代表取締役 長瀬嘉秀
企業URL会社概要ページ
お問い合わせinfo@tech-arts.com(受付時間:平日 10:00 - 18:00)

導入のご相談・資料請求

病床規模、診療科、既存システム、医療DXサービスとの接続要件をお伺いし、最適な構成とお見積りをご提案いたします。
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